超福祉絵本展
-みんな違うのかもしれない-
誰かの常識は誰かの非常識?
そんな違いが豊かな絵本
子どものための図書館
「絵と言葉のライブラリー ミッカ」が
“超福祉”にちなんだ5つのテーマで100冊の本を選びました。
今回は第一弾「みんな違うのかもしれない」
あなたが手にとった本は、
どんな”超福祉”を語りかけてくれるでしょうか?
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01「Red あかくてあおいクレヨンのはなし」
作:マイケル・ホール
訳:上田 勢子
出版社:子どもの未来社
レッドは、あかいクレヨンです。
みんなもそう思っていたし、自分もそうだと思っていました。
だけど、あかくぬることが、とくいではなかったのです。周りからは、できてあたりまえだと思われていても、苦手なことってありませんか?
本当の自分を発見した時に、輝き出す。REDを読んでいると、自分は、自分でいいんだ!と勇気づけらるような気がします。
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02「どんなかんじかなあ」
作:中山 千夏
絵:和田 誠
出版社:自由国民社
ひろくんは、目が見えないまりちゃんのことを考えます。
見えないって、どんなかんじかなあ。
目を閉じて考えたひろくんは、
「みえないってすごいね。たくさんきこえるんだね」とまりちゃんに話します。私たちは、私と違うあなたのことを、想像して生きています。
ひろくんは、たくさんたくさん考えることができる。
それはどんなかんじなのでしょうか。
寄り添いと豊かな想像の、尊さを感じます。→作品情報
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03「いろいろ いろんな かぞくの ほん」
文:メアリ・ホフマン
絵:ロス・アスクィス
訳:すぎもと えみ
出版社:少年写真新聞社
きみのかぞくにはだれがいる?
世界にはいろんなかぞくがいます。かぞくのほかにも、みんなすこしずつ、違いますね。
仕事も、服装も、お出かけの方法も、たべものも…休みの日の過ごし方も。
おなじかぞくだって、昨日のかぞくと今日のかぞくは様子が違ったりしませんか?さあ、この本を開いていろんなかぞくをのぞいてみよう!
すてきな違いに、気付けるかな?→作品情報
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04「空の飛びかた」
作・絵:ゼバスティアン・メッシェンモーザー
訳:関口 裕昭
出版社:光村教育図書
飛べると思えば、飛べないペンギンも飛べる。
さあ、航空力学のテストから始めよう。わたしたちの周りには、いつの間にか当たり前になっていることが
たくさんありますが、もしかしたらそれは、違うのかもしれません。
空をはばたけると信じるペンギンと、
飛べないとわかっていても、ペンギンをあらゆる実験でサポートする「わたし」。
ふたりの最高のペアは、どこへ向かうのでしょうか。「信じること」は、当たり前を壊してくれるのかもしれないですね。
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