シンポジウム

インクルーシブ社会や文化の構築~大阪・関西万博に向けた動き(お茶や音楽を通じた協奏社会)~

2022年11月4日(金) -

本セッションでは、大阪・関西万博テーマ事業(「いのちを高める」)プロデューサーの中島さち子が素敵な仲間たちとともに繰り広げる、一人一人のいのちが輝く協奏社会の可能性について自由に語り合います。メンバーは、ゆるスポーツでいろんな自由なルールで新しいスポーツや遊びや社会のあり方を探る澤田さん、大阪で多様な介護や障がいの方々を支援し人を繋いでいるノーサイドの中西さんや仲間たち、さらには五感の日本文化である「お茶」を支える茶室建築家の遠山さんやいろんな音楽家たち(翌日は東大阪で花園万博があり結集中・・・)などが集い、インタラクティブに自由に、多様な世界・文化・社会における夢や期待や可能性を語り合います。万博全体のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を目指すプロジェクトや「いのちの遊び場クラゲ館」テーマ事業シグネチャーパビリオンにおいても、こうしたさまざまなGAPを抱える皆様とともに、一人一人の多様性が輝き創造性を爆発できるPlayfulな協奏社会を目指す覚悟のセッション。ぜひ!ご一緒に、分断をこえて素敵な共創(協奏)社会を具体的に創っていきましょう!

◆登壇者へのご意見・ご質問を受付中!

※ こちらのシンポジウムには字幕がつきます。
富士通株式会社様のご協力により、発話者の発言を音声認識し、即座に翻訳・テキスト変換することで、発言内容を複数端末にリアルタイムで翻訳・テキスト表示するダイバーシティ・コミュニケーションツール「FUJITSU Software LiveTalk」を導入しております。

登壇者プロフィール

  • 中島 さち子

    (株)steAm代表取締役、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー

    音楽家・数学研究者・STEAM教育者。内閣府STEM Girls Ambassador、東京理科大学数学体験館副館長。国際数学オリンピック金メダリスト。音楽数学教育と共にアート&テクノロジーの研究も進める。

  • 志村 真介

    ダイアログ・イン・ザ・ダーク Founder

    コンサルティングファームフェロー等を経て1999年よりダイアログ・イン・ザ-ダーク日本開催を主宰。現在、東京竹芝にダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」をOPEN『暗闇から社会が変わる』講談社現代新書

  • 澤田 智洋

    世界ゆるスポーツ協会代表理事/コピーライター

    東京2020パラリンピック閉会式のコンセプト/企画を担当。2015年に誰もが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。これまで100以上の新しいスポーツを開発し、20万人以上が体験。海外からも注目を集めている。また、一般社団法人障害攻略課理事として、ひとりを起点に服を開発する「041 FASHION」、視覚障害者アテンドロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスも多数プロデュースしている。著書に「ホメ出しの技術(宣伝会議)」「マイノリティデザイン(ライツ社)」「ガチガチの世界をゆるめる(百万年書房)」。

  • 中西 良介

    株式会社ノーサイド代表取締役
    大阪府医療的ケア児等コーディネーター

    2011年株式会社ノーサイド設立主に医療的ケアの必要とする重度障がいのある子ども達の支援を始める。支援学校卒業後もどんなに障がいが重くても仕事をが出来る環境を整えアート活動や軽作業に取り組む。現在はサブスクリプション契約にて企業40社と契約し、たくさんの場所でアート作品を活用していく活動、2021年からは東大阪市と包括連携協定を結び地域の活性化への取り組みを公民連携で積極的に取り組んでいる。2022年9月「ひとつなぎカフェ」をオープンし福祉だけでは解決できない問題を社会と繋いでいくことで解決へ導き、日本全体の福祉の在り方を変えていけるように取り組んでいる。また、2020年から東大阪市をホームとしたFC大阪とトップパートナー契約を結びスポーツと福祉の連携もおこなっている。

  • 遠山 典男

    茶室建築設計士/研究者

    伝統的な茶室建築の設計・施工、修理工事などに従事。また、茶室を中心に日本建築史・日本文化史を研究する。茶の湯空間の持つ本質や思想的背景を設計や修理工事、研究を通して考察することで、日本人固有の精神性を明らかにしたい。