超福祉絵本展
-のぞいてみなよ、こっちから-
視点が変われば違う世界が
広がっているのかもしれない
子どものための図書館
「絵と言葉のライブラリー ミッカ」が
“超福祉”にちなんだ5つのテーマで100冊の本を選びました。
今回は第三弾「のぞいてみなよ、こっちから」
あなたが手にとった本は、
どんな”超福祉”を語りかけてくれるでしょうか?
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01「こころの家」
作: キム ヒギョン
絵: イヴォナ・フミエレフスカ
訳: かみやにじ
出版社: 岩波書店
ぼくの こころ。
きみの こころ。
あのひとの こころ。こころは ぼくたちのすんでる 家に にている。
きみの こころの家は、どんな家?美しく想像力に満たされた詩と絵がこころにふれる、
その頁をゆっくりとめくると、思いがけないしかけにも出会えます。→作品情報
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02「みえるとか みえないとか」
作: ヨシタケシンスケ
そうだん: 伊藤 亜紗
出版社: アリス館
いろんなほしを調査する宇宙飛行士の男の子。
ほしでは、いろんな人と出会い、いろんな経験をする。
足が長かったり、からだがやわらかかったり、目が三つある人。
私たちからすると、めずらしいひとも、その星では、あたりまえのこと。いろんな「あたりまえ」があり、いろんな「みえかた」があるのです。
おなじところをさがしながら、自分だけの工夫や失敗や発見を教えあい、
ちがうところをおたがいにおもしろがることができれば
すてきな一つのほしになるのでしょうか。→作品情報
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03「ウラオモテヤマネコ」
絵・文: 井上 奈奈
出版社: 堀之内出版
裏の世界と表の世界を旅する”ウラオモテヤマネコ”のお話。
表と裏の世界ってなんだろう?漆黒の世界に白く輝く姿が、なんとも美しい。
ウラオモテヤマネコの口ぐせは、
『まぁ裏の世界からみれば、裏が表で表は裏なのだけれど』今、私たちがいる世界は裏? それとも表の世界?
→作品情報
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04「My Art Book of Sleep」
著:Shana Gozansky
出版社: 堀之内出版
世界中の子供たちにとって、睡眠は毎日の一部です。
さまざま睡眠の時間、昼寝から就寝時、夢から目覚め、
日没から夜明けまでを芸術家が表現しています。私たち自身の日常的な経験から、
芸術家の美術作品に触れることのできる一冊です。シャナゴザンスキーのアートブックは、子供たちのためにつくられており、
わかりやすい作品とテキストを一緒に楽しめます。どこかで見たことがある作品もたくさん出てくるかも!
→作品情報