超福祉絵本展
-すばらしき変人-
変わった人?
他の誰にも変われない
素晴らしい人。
子どものための図書館
「絵と言葉のライブラリー ミッカ」が
“超福祉”にちなんだ5つのテーマで100冊の本を選びました。
今回は第四弾「すばらしき変人」
あなたが手にとった本は、
どんな”超福祉”を語りかけてくれるでしょうか?
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01「アンリ・ルソー」
作:ミシェル・マーケル
絵:アマンダ・ホール
訳:志多田 静
出版社:六耀社
画家になることを諦めなかった”アンリ・ルソー”
彼の独創的かつ個性的な絵は評論家たちに受け入れられず、
ひどい言葉をあびせられました。それでもアンリは、描きつづけます。
そんな彼の才能に、いち早く気が付いたのは誰もが知っている、有名な画家でした。
これは歴史上の大画家となった、ふつうのおじさんのお話し。その、おじさんの名前は”アンリ・ルソー”
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02「Hum and Swish」
作:Matt Myers
出版社 : Neal Porter Books
たとえ おとながこどもを褒めたいと思っても、
その子が「ゾーン」に入っているときには、少し待ってみましょう。彼らは褒められるために仕事をしたり、
誰かを喜ばせるために動いているわけでは、ないのかもしれません。鼻歌を歌って、聞き耳を立てて 待っていましょう。
そのときがきたら きっと おしえてくれるはず!ジェイミーと絵描きの女性とのやりとりが微笑ましく、
美しいイラストから波音が聞こえてきそうな一冊です。→作品情報
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03「よい子への道」
作・絵:おかべりか
出版社:福音館書店
おふろで、決しておならをあつめてボンベにいれてはいけません。
留守番のとき、おふろでかんてんゼリーをつくるのもダメですよ。よい子とは「悪いことをしない」じゃなくて
おもしろそうなことを 「いつかのお楽しみ」としてお取り置き
できるひとなんですって!この本にはたくさんの奇想天外な「してはいけないこと」が並んでいます。
よい子への道はよい大人への道に続いてる…のかもしれません。
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04「人生に、寅さんを。」
出版社 : キネマ旬報社
「どこにいたって、愛がありゃあ、天国なんじゃないの?
そういうもんだよ。」明朗快活で、義理人情に厚い寅さんの、
あの大きな声が聞こえてきそうな 名言集です。
ページいっぱいの寅さんの写真も、とてもかっこよくキマッてる。悩みを吹き飛ばして、人生を愛しく思わせてくれる1冊です。
「お前と俺とは別な人間なんだぞ。早え話がだ、
俺が芋食って、お前の尻からプッと屁が出るか!」ね?
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