意識をデザインする仕事 「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの
「息子が履ける、カッコいい靴がない!」を原点にファッションの力で福祉を変えてきた著者が次に目指すのは、マイノリティもマジョリティも、すべての人が混じり合う社会。高齢者も障害者も、みんな、もっと街に出よう!
コミュニティ・デザインやソーシャル・デザイン等、社会をデザインする仕事に対する関心が高まっているなか、「意識をデザインする」を掲げて注目されている須藤氏。アシックスやオロビアンコなど有名ブランドと提携して、障害者も健常者にとっても使いやすい「おしゃれ」で「かわいい」靴やバッグを製造、原宿や渋谷のアパレルショップで販売を始める。福祉をクールなビジネスに変えた人として注目されている。
彼の関心は人々の心のなかにある「意識のバリア」。「違いは個性、ハンディは可能性」を旗印に設備や法律を変えるのではなく、人々の意識を変えて妊婦や高齢者、セクシャルマイノリティなどを含む全ての人が混じり合う社会をめざして活動
発行日:2014年3月
四六判・並製:240ページ
価格:1760円 (税込み)