「共感を超えた多様性」を目指す若者たち
多様性社会の実現において、よく耳にする「共感」という言葉。大衆の心に働きかけ、感情を動かす社会運動が活発に行われるようになりました。しかし、そうした中にも「共感を集めにくい」領域で活動する若者たちがいます。それぞれの現場のリアルを踏まえつつ、これからの多様性推進のあり方について議論を深めていきます。
シンポジウムのご感想をお聞かせください!
回答はこちら
-
林 利遥
慶應義塾大学法学部法律学科/NPO法人くらし応援ネットワーク支援員
1997年生まれ。愛知県出身。犯罪・非行歴のある人が、その過去ゆえに社会福祉のシステムから拒絶されて再犯のスパイラルに陥っていることに問題意識を抱き、大学で刑事政策を学ぶ。その後、在学中から名古屋のNPO法人の支援員として、犯罪・非行歴のある障害者や高齢者の福祉的サポートに携わっている。
-
杉田 光
サイバー大学4年生
1997年生まれ。神奈川県出身。通信制の大学で学業を両立させながら複数のベンチャー企業を経験後、服役経験者の就労をサポートする株式会社ととのいを創業。
-
中西 高大
株式会社ミライジンラボ事業責任者
1996年生まれ。大阪府出身。「過剰な共感」を求める多様性推進のあり方に疑問を覚え、大学在学中よりセクシュアル・マイノリティに関するワークショップや政策提言などの活動を開始。より多くの人に性の多様性を身近に感じられる体験を届けたいとの思いから、2020年1月にセクシュアリティを分析するサービス「anone,」をリリース。現在は10万人以上の利用者にサービスを提供している。
■taliki.org
絶対にユーザーを傷つけない。セクシュアリティ分析サービス開発者の想い
https://taliki.org/archives/1779?
■いつか「多様性」を死語に。セクシュアリティ分析ツール『anone,』に込めた思い
https://careerhack.en-japan.com/report/detail/1320? -
ありさ
1997年生まれ。福岡県出身。地域に根付いた起業支援施設の立ち上げを経験。イベントの企画から当日運営までの責任者を担っていた。現在も人や空間の魅力を最大化することをモットーに、コミュニティ運営やコーチングに携わる。MC歴10年。