Vibracion CajonS
2024年10月24日(木)〜29日(火) -
制作協力:NM Cajon Workshop
叩くと相手に音と振動が伝わる楽器です。小型かつ弱い力でも反応するため、どなたでも打楽器を叩いてコミュニケーションができます。楽器は3種類あり、叩く楽器によって鳴る音と発生する振動が変わります。打楽器がネットワークに接続されていれば、遠隔地にいるプレイヤーと音と振動によるセッションが可能です。(ネットワーク機能は現在開発中)
・出展者自己紹介
金箱 淳一
1984年、長野県浅科村(現:佐久市)生まれ。 楽器インターフェース研究者、博士(感性科学)、神戸芸術工科大学准教授。障がいの有無にかかわらず、共に音楽を楽しめる「共遊楽器」(金箱による造語)を研究・開発している。作品「楽器を纏う」の開発経験を基に東京2020パラリンピック閉会式 演出協力、他クライアントワークも多数行う。作品「音鈴 – 信濃」「Vibracion Banco」は長野県立美術館に収蔵。
・Vibracion Cajonシリーズ
Vibracion Cajonシリーズの原点は2008年に制作された、叩いた時の振動を伝え合う打楽器「Vibracion Cajon」です。今までに、打楽器の演奏を可視化する「Vibracion Cajon3.0」、ベンチ型で6名までが同時に座って体験できる「Vibracion Banco」(所蔵:長野県立美術館)が開発されました。今回出展する「Vibracion CajonS」はシリーズの4代目にあたり、小型・軽量化したことでより多くの方に体験いただくことができます。
Vibracion Cajon(2008年制作)
技術協力:岡崎楽器設計事務所
Vibracion Cajon3.0(2014年制作)
共同制作:吉田真也(モンブラン・ピクチャーズ株式会社) / 猪口大樹(RED Inc.)
Vibracion Banco(2021年制作)
制作協力:川本楽器工房
所蔵:長野県立美術館
・共遊楽器の紹介記事/著書
YAMAHA ON-KEN SCOPE:音の垣根をなくす「共遊楽器」
https://www.yamaha-mf.or.jp/onkenscope/kanebakojunichi1_chapter1/
フレーベル館 あそトピ:だれもが音を楽しめる!“共遊楽器”とは?
https://asoppa.com/asotopics/1573/
コロナ社:メディアテクノロジーシリーズ8:サウンドデザイン
https://www.coronasha.co.jp/np/isbn/9784339013788/
萌文書林:玩具福祉の理論と実践
https://houbun.com/item/%E7%8E%A9%E5%85%B7%E7%A6%8F%E7%A5%89%E3%81%AE%E7%90%86%E8%AB%96%E3%81%A8%E5%AE%9F%E8%B7%B5.html