「超福祉の学校＠SHIBUYA」の開催に寄せて

主催者であるNPO法人ピープルデザイン研究所を始め、共催の東京都渋谷区、本イベントを応援していただいている関係機関の皆様の御尽力に心から感謝申し上げます。

文部科学省では、障害の有無にかかわらず、共に学び、生きる共生社会の実現を目指し、障害者の生涯にわたる学びの推進に関して様々な施策を展開しています。その一環として、2018年から開催してきた「超福祉の学校」を、今年も共催することができて大変嬉しく思っています。

本イベントは、従来の障害福祉や教育の枠に収まらない多様な方々がシンポジウムに登壇し、全国各地の具体的なアクションや生涯学習、教育に関する最新事例を、渋谷から全国に発信する取組と伺っております。コロナ禍において、私たちは人と接することの重要性を改めて感じていますが、そんな今だからこそ、オンタイムで参加できない方や渋谷まで来られない方も、場所と時間を飛び超えて、いつでも、どこからでも、そして誰もが共に学び合うことが大切です。

「超福祉の学校＠SHIBUYA」は、障害者の学びに関わってこられた支援者や関係者はもちろん、障害者と接したことがない人も、すべての人が共に生きるために学び合う場です。全国から参加する皆様にとって、障害の有無を超えてお互いがつながり学び合う機会となることを願っています。

文部科学省大臣政務官　伊藤　孝江