読書支援の最先端~よむことが困難な人のために~
2022年11月6日(日) -
紙に書かれた文字を読むことが困難な子どもたちはどうやって学習に取り組めばいいのでしょうか?2019年に読書バリアフリー法が制定され障害の有無に関わらずすべての人が利用しやすい形式で本の内容にアクセスできるようになってきました。
今回、実践研究をされている先生と図書館の障害者サービスの専門家の方にご登壇いただき、まだまだ広く知られていない技術やサービスについてお話していただきます。
※ こちらのシンポジウムには字幕がつきます。
※ 富士通株式会社様のご協力により、発話者の発言を音声認識し、即座に翻訳・テキスト変換することで、発言内容を複数端末にリアルタイムで翻訳・テキスト表示するダイバーシティ・コミュニケーションツール「FUJITSU Software LiveTalk」を導入しております。
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近藤 武夫
東京大学 先端科学技術研究センター 教授
専門はインクルーシブな教育と雇用、支援技術。多様な障害のある人々を対象に、教育や雇用場面での支援に役立つテクノロジー活用や合理的配慮、修学・雇用制度のあり方に関する研究を行っている。
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野口 武悟
専修大学文学部教授
放送大学客員教授大学と大学院で障害児教育学と図書館情報学を専攻。現在は、大学で図書館のアクセシビリティに関する教育と研究を進めている。研究室の学生たちと一緒に産学連携でLLブックの情報サイト「ハートフルブック」(https://www.heartfulbook.jp)を運営するなど、バリアフリー資料の普及に取り組んでいる。
https://www.senshu-u.ac.jp/social/senshu_sdgs/sdgs_practice/noguchi135.html
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佐藤 聖一
埼玉県立久喜図書館バリアフリー読書推進担当
日本図書館協会障害者サービス委員会委員長埼玉県立久喜図書館で働く視覚障害の図書館司書。日図協障害者サービス委員会委員長として、全国の図書館の障害者サービスの進展と、課題解決のための活動を行っている。
・久喜図書館の障害のある方へのサービスURL
https://www.lib.pref.saitama.jp/guidance/spnd/index.html・久喜図書館の子ども読書支援
https://www.lib.pref.saitama.jp/guide/children/post-15.html・りんごプロジェクトのホームページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/ringoprogectbook/・プロジェクトの活動動画
https://photos.app.goo.gl/8DGgSWkzuo5uLpf3A -
古市 理代
りんごプロジェクトナビゲーター
NPO法人ピープルデザイン研究所理事りんごプロジェクトのナビゲーターとして一般の人たちにアクセシブルな図書の存在を知ってもらい、一人でも多くの読書支援が必要な子どもたちに読書の楽しみを届けることを目的に活動しています。