多様な人が共に学べる場づくりを目指して
2025年11月1日(土) -
障害者権利条約批准や障害者差別解消法制定等を背景に、学校教育段階でのインクルーシブ教育の推進が全国で図られています。一方、障害のある方の学びのニーズは特別支援学校等卒業後も引き続きあることが文部科学省の調査等によって明らかになっていますが、障害の有無に関わらず学べる場は不足しているのが現状です。
障害者青年学級等の学びの場は、障害のある方が受講者である場合が多く、立場の違いを超えて学ぶといったインクルーシブな環境とは異なります。
そこで、今回のシンポジウムでは、生涯学習や社会教育の場において、障害の有無に関わらず異なる立場の人々が、その違いを超えて学ぶための環境の整え方や、学びの意義について意見交換を行います。
※ こちらのシンポジウムは発話者の発言を音声認識し、即座に翻訳・テキスト変換することで、発言内容を複数端末にリアルタイムで翻訳・テキスト表示する「UDトーク」を導入しております。
座席予約お申し込み
https://sws2025-thm0117.peatix.com/
※ 上記URL(peatix)から座席のご予約のお申し込みができます。
※ 当日会場でも空席があれば自由にお座りいただけます。また立ち見も可能となっております。
※オンラインでご視聴の方は事前申し込みは不要です。
【ご視聴後はアンケートご回答にご協力お願いします】
※Googleフォームが開きます
https://forms.gle/oo1aMHRn4AiKCRNb6
登壇者
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畝本 彩美(アゼモト アヤミ)
認定NPO法人Hands On Tokyo 共同事務局長/特定非営利活動法人障害平等研修フォーラム理事
視覚障害がありながら普通校で学ぶ。留学、海外ボランティア、企業勤務、大学院を経て現職。様々な形でインクルーシブ社会の実現に取り組んでいる。
■認定NPO法人Hands On Tokyo
https://www.handsontokyo.org/■特定非営利活動法人障害平等研修フォーラム
https://detforum.org/?p=3402 -
山田 小百合(ヤマダ サユリ)
NPO法人Collable 代表理事
知的障害・自閉症の兄と弟がいる経験から、障害の有無をこえたインクルーシブな場の学習に関心をもち、NPO法人Collableを設立。ミュージアムなどでインクルーシブデザインによる環境設計や人材育成などに関わり、その方法や考え方を届けている。
■NPO法人Collable HP 私たちについて
https://collable.org/about -
青山 鉄兵(アオヤマ テッペイ)
文教大学人間科学部 准教授/(独)国立青少年教育振興機構青少年教育研究センター客員研究員
専門は社会教育・青少年教育。東京大学大学院、桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部助教等を経て現職。中央教育審議会 生涯学習分科会 社会教育の在り方に関する特別部会委員。第13期東京都生涯学習審議会委員。特技は手話。
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古市 理代(フルイチ ミチヨ)
NPO法人ピープルデザイン研究所理事/NPO法人アクセプションズ理事長
ピープルデザイン研究所の事業である「りんごプロジェクト」のコーディネーターとして、アクセシブルな図書を広げる活動に従事している。読書に困難がある人も誰もが読書を楽しみ、情報にアクセスできる社会の実現を目指している。近年は、学校や公共図書館での「読書バリアフリー体験会」などを通じ、子どもたちが多様な形で本と出会える場づくりに力を入れている。
■りんごプロジェクト
https://www.peopledesign.or.jp/action/ringoproject/■監修書籍『りんごの棚と読書バリアフリー1』フレーベル館
https://book.froebel-kan.co.jp/book/detail/9784577053126■雑誌『学校図書館』に2024年より隔月連載中
https://www.j-sla.or.jp/books/library/gakko-toshokan/20249887.html■NPO法人アクセプションズ
https://acceptions.org/