シンポジウム

多様なコミュニケーションの入口をどう渋谷に点在させるか?——ろう者の視点でひらくケーススタディ@渋谷

2025年11月2日(日) -

今年のデフリンピック東京大会は、70~80か国・地域から、選手や関係者あわせて約6,000人の人たちが集まると言われています。関連して、海外からの応援者や国内の観客も多く東京に集まるため、その経済効果も期待されています。また、世界陸上開催も影響し、両大会の相乗効果も見込まれます。

Shibuya Scramble Lab(仮)では、今年のデフリンピックを社会課題解決の機会と捉え、聞こえない・聞こえにくい人たちとともにシブヤという街を捉える取り組みを行ってきました。その中でも、ろう者・難聴者と聴者とのコミュニケーションのあり方に着目し、あらゆるコミュニケーションのあり方を包摂しながら、ともに活動し、その活動が持続的であるための実証実験を行ってきました。

本シンポジウムでは、Shibuya Scramble Lab(仮)として取り組んできた渋谷区での実証の取り組みを切り口に、ろう者や難聴者と聴者の共生社会のあり方を探ります。

※ こちらのシンポジウムは発話者の発言を音声認識し、即座に翻訳・テキスト変換することで、発言内容を複数端末にリアルタイムで翻訳・テキスト表示する「UDトーク」を導入しております。

 

座席予約お申し込み
https://sws2025-thm0219.peatix.com
※ 上記URL(peatix)から座席のご予約のお申し込みができます。
※ 当日会場でも空席があれば自由にお座りいただけます。また立ち見も可能となっております。
※オンラインでご視聴の方は事前申し込みは不要です。

【ご視聴後はアンケートご回答にご協力お願いします】
※Googleフォームが開きます
https://forms.gle/oo1aMHRn4AiKCRNb6

登壇者

  • 谷本 亘(タニモト ワタル)

    渋谷区役所 健康推進部 生活衛生課 医薬係/Shibuya Scramble Lab(仮)

    2015年渋谷区役所に入庁、衛生監視員として10年間生活衛生課に従事。2023年からShibuya Scramble Lab(仮)に参画し、障がい者雇用、現行テーマの実証実験に取り組んでいる。

  • 石塚 理華(イシツカ リカ)

    一般社団法人公共とデザイン 共同代表

    多様なわたしたちによる新しい公共を目指し、ソーシャルイノベーションスタジオ「公共とデザイン」を共同設立。住民や生活者、課題当事者とともにプロジェクト創出・制度や関係、社会システムの編み直しに取り組む。

    ■「行政」と「デザイン」。その協働の“実際”とこれから——石塚理華×富樫重太×田坂克郎×筈井淳平
    https://designing.jp/anybydesigning3-report

    ■「わたし起点」でできることを取り戻していくために。ライフとワークの境界に宿る「ライフプロジェクト」の探し方(公共とデザイン・石塚理華さん×学習環境デザイナー・山内佑輔さん)
    https://workmill.jp/jp/webzine/life-project-20250701/

    ■〈わたし〉をいかに生きれるか——公共とデザインに聞く、〈公共〉と〈まち〉
    https://note.com/usri_lab/n/n3749420b6abe

     

     

  • 加藤 香織(カトウ カオリ)

    スターバックスコーヒージャパン株式会社 渋谷ディストリクトマネージャー

    2000年スターバックスコーヒージャパン(株)入社。
    店長として新宿、六本木、自由が丘等の店舗を担当し、ディストリクトマネージャーとしては、神奈川、栃木、そして、現在の渋谷地区担当に至る。

  • 井戸上 勝一(イドウエ ショウイチ)

    認定NPO法人Silent Voice 事務局長

    ろう者の両親の元、手話で育ったCODA。ろう難聴児が自分らしく生きていける社会づくりを目指し、教育と対話の場を推進している。

    ■聞こえない子どもたちを「世界にたった1人」の孤独から救う、オンライン対話学習コミュニティ
    https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/activity/62473

    ■LISTEN 『まず、ちゃんと聴く。』ラジオvol.19 井戸上勝一さん (前編) 自分が相手を理解できているって、どうやってわかるのか?
    https://listen.style/p/mazukiku/rrrqax4s

    ■音聞 #29 OTOGIKI LAB. 第14話「音のある世界と、音のない世界。実はどっちも面白い!」※ポッドキャスト文字起こし
    https://www.otogiki.com/pages/7925952/blog

    ■TOTO 住まいのUD
    https://jp.toto.com/ud/style/plus/story21.htm

  • 山田 小百合(ヤマダ サユリ)

    NPO法人Collable 代表理事

    知的障害・自閉症の兄と弟がいる経験から、障害の有無をこえたインクルーシブな場の学習に関心をもち、NPO法人Collableを設立。ミュージアムなどでインクルーシブデザインによる環境設計や人材育成などに関わり、その方法や考え方を届けている。