シンポジウム

生と性の多様性から学び、育む。子どもたちが輝ける未来社会へ

2022年11月5日(土) -

「通常」 と 「特別支援」 で学びを “わける” 。「男」 と 「女」で役割を”わける”。 現在の学校教育においては当たり前な、これらの画一的なシステム。義務教育の段階からはじまるこの自然な”刷り込み” こそが、「生」と「性」の多様性やインクルーシブな教育、そして共生社会の実現への大きなバリアになっているのではないでしょうか。
オープンリーゲイとして学校に勤務する鈴木氏。オルタナティブスクールHILLOCK初等部スクールディレクターを務める蓑手氏。特別支援の教員経験をお持ちの両氏をお招きして、現在の教育に感じる違和感を共有しながら、すべての子が輝ける日本の未来社会をつくるため、私達大人がいま何をすべきなのかを考えていきます。

◆登壇者へのご意見・ご質問を受付中!

※ こちらのシンポジウムには字幕がつきます。
富士通株式会社様のご協力により、発話者の発言を音声認識し、即座に翻訳・テキスト変換することで、発言内容を複数端末にリアルタイムで翻訳・テキスト表示するダイバーシティ・コミュニケーションツール「FUJITSU Software LiveTalk」を導入しております。

 

  • 鈴木 茂義

    公立小学校非常勤講師
    プライドハウス東京 理事

    公立小学校非常勤講師。プライドハウス東京の理事。元上智大学非常勤講師。自治体の相談員。専門は特別支援教育、教育相談、教育カウンセリングなど。小学校や特別支援学校の勤務を経て現職。教員21年目。教育研究会や教育センターでの講師経験も多い。オープンリーゲイとして、学校に勤務しながらLGBTQ+や教育に関する講演活動を行い、性の多様性やより良い「生き方」「在り方」について参加者と共に考えている。

  • 蓑手 章吾

    HILLOCK初等部スクールディレクター

    元公立小学校教員で、特別支援学校でも教鞭をとる。主著『子どもが自ら学び出す!自由進度学習のはじめかた』(学陽書房)、共著に『知的障害特別支援学校のICTを活用した授業づくり』(ジアース教育新社)など。

    ■FRaU
    休校をチャンスに!公立小教師が実践する「革命的オンライン授業」の中身
    https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71251?page=4

    ■全ての人が学びや成長を楽しめるインクルーシブ教育の実現に向けてー理想の自由な学校づくりが始まるー/オルタナティブスクールHILLOCK初等部スクールディレクター 蓑手章吾さん(YOUTUBE)

  • 田中 真宏

    NPO法人ピープルデザイン研究所 代表理事

    文化服装学院卒業後、スノーボードインストラクター、アパレルの販売・企画・デザイナーを経て、2009年にネクスタイドエボリューション社に入社。NPO創設者の須藤シンジが代表を務める同社で、ファッションやデザインという視点から「障害者と健常者が自然に混ざり合う社会」の実現を目指したプロジェクトを展開。2012年、ピープルデザイン研究所の法人化と共に運営メンバーに。「超福祉展」などのイベントや、障害者の「就労体験プロジェクト」などの企画・ディレクション・運営を担う。2021年4月より代表理事に就任。