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渋谷区立図書館全館に「りんごの棚」が設置されています!

渋谷区

「りんごの棚」は、誰もがみな本を必要としており、読書の喜びを体験する権利があるという考えのもと、スウェーデンの公共図書館で始まった取り組み。

デジタル図書やアクセシブルな本を、一度に体験できる場を作る「りんごプロジェクト」の活動がきっかけで、渋谷区立図書館の各館に「りんごの棚」が常設されています。

文章が苦手な人も絵や写真でわかるLLブック、大きな文字で読みやすい大活字本、点字図書やさわる絵本、英語の絵本やLGBTQ関連本などについて、手にとりやすいよう「りんごのマーク」の棚で紹介しています。イベントの行き帰りにぜひ各館でご覧ください

■渋谷区立図書館 
『りんごの棚』が全館に設置されました

■区立図書館案内
https://www.lib.city.shibuya.tokyo.jp/?page_id=132

■渋谷区生涯活躍推進部図書館事業課長 花田和子様よりメッセージを頂戴しました。

超福祉の学校@SHIBUYAが開催されますことを心よりお祝い申し上げます。

このたびは、体験イベント「超福祉の図書館」も同時開催されるとのことで大変楽しみにしています。

渋谷区の図書館では、りんごプロジェクトの考え方を参考にさせていただき「りんごの棚」を2021年に中央図書館に設置しました。さらに「りんごの棚」の趣旨が周知され図書館が身近に利用されるようになればとの思いで2022年10月に8館で設置し、現在は区図書館全館で設置しています。まだ棚の規模は大小さまざまですが棚には障がいの有無に関わらず、誰でも読みやすい大活字本や絵や写真でわかるLLブック、英語の絵本やLGBTQ関連本などを取りやすいように並べています。

また、今年9月から図書館のホームページはLINEと連携しました。それにより、来館しなくても利用者登録が可能になり、本の予約・検索が便利になっていますのでこれまで利用していなかった皆さまにも図書館をご利用いただけるように周知を進めているところです。

今後も、地域の学び・情報の拠点として多くの皆さまにご利用いただけますよう「超福祉の学校」の取り組みを参考にさせていただき充実していきたいと考えています。

結びとなりましたが、共に学び活きる共生社会の実現に取り組むNPO法人ピープルデザイン研究所の皆様の益々のご発展を祈念いたします。

                                2022年11月1日

渋谷区生涯活躍推進部図書館事業課長
花田和子